あらねこは冬の間、農作業を休んでいる間にたくさん作っておいた保存食であると言い伝えられています。野良仕事や、子どものおやつに油で揚げて、塩、砂糖をまぶして食べていました。今回は7種類のあらねこをご紹介します。
材料
・もち米　　　1升
・重曹　　　　小さじ1
 

作り方
１．餅をつく。
２．１に重曹を入れて、よく混ざるようにもう一度つきなおす。
３．1㎝位の厚さになるよう大きめの箱に取り一日おく。好みの大きさに切る。（1㎝角位が良い）
４．直射日光を避けて、10日間位陰干しし、乾燥させる。
５．４を低めの油に入れ、ふくらんできたら強火にし、薄いきつね色になるまで揚げる。

①ごまあらねこ
黒ゴマと砂糖を合わせて、あらねこにまぶす。

②きなこあらねこ
きなこと砂糖を合わせて、あらねこにまぶす。

③パセリあらねこ
パセリと塩を合わせて、あらねこにまぶす。

④海藻あらねこ
乾燥わかめとちぎったのり、塩を合わせて、あらねこにまぶす。

⑤チーズあらねこ
粉チーズとあらねこをからめて、しょう油で味を付ける。

⑥ゆかりあられこ
ゆかりをあらねこにまぶす。

⑦カレーあらねこ
カレー粉と塩を合わせて、あらねこにまぶす。

 

食改さんからの一言
冬のおやつの定番であるあらねこの味付けを考えました。お手軽にいろいろな味を楽しめるので、ぜひ作ってみてください。
 

鮭川村食生活改善推進協議会(R元年度１月号)