モロヘイヤ入りいきなり団子

いきなり団子とは、小麦粉を練って伸ばした生地で、厚さ1センチ位の輪切りにしたさつまいもとつぶあんを包んだものを蒸した、昔ながらの素朴な風味の熊本の郷土菓子です。
ほんのり塩味でもちもちした食感の生地とほくほくしたさつまいもとあんこの甘さが絶妙です。生地に黒糖やよもぎが混ぜてあるものや、紫いもを使ったものなどさまざまなバリエーションがありますが、今回のレシピでは鮭川村食改が普及活動をしているモロヘイヤ粉を加えてみました。
材料(10個分)

・さつま芋     中2本
・つぶあん     適量
☆モロヘイヤ粉   小さじ1
☆薄力粉      125g
☆上新粉      100g
☆砂糖       大さじ1/2
☆塩        一つまみ
・熱湯       適量

 

作り方
1.☆をボールに入れてよく混ぜる。
2.生地の具合をみながら少しずつ熱湯を入れ、手につかないくらいの粘度にする。
※熱湯をそそぎ始めたら箸で混ぜ、まとまってきたら手でこねる。
3.2を20等分に分け、丸める。その後、濡れ布巾をかけておく。
4.つぶあんを20等分に分け、丸めておく。
5.生地を丸くのばし、水気をきったさつま芋とつぶあんを包む。
6.さつま芋が下、つぶあんが上になるように団子を並べ、20~30分を蒸す。
7.熱いうちに、ラップで包む。
※冷たくなったら、お焼きみたいに焼き目を付けて食べてもおいしいです。

 

食改さんからの一言
皮にモロヘイヤ粉を入れることで、鮮やかな緑色になります。さつま芋は柔らかいものを使うとあんことなじんで、よりおいしいいきなり団子がつくれますよ。
 

鮭川村食生活改善推進協議会(H29年度10月号)