2012年4月の「おらえんどこのんめもの」
鮭川村の広報誌である「広報鮭川」に連載されている「おらえんどこのんめもの」を転載していきます。
今月号からスタートする新コーナー「おらえんどごのんめもの」では、鮭川村の郷土料理や村の特産物を使った創作料理を紹介していきます。みなさんぜひ作ってみてください。
この季節を心待ちにしてきた私たちに、一番に春の訪れを告げてくれるのがふきのとう(バッケ)です。雪融けがはじまり、傾斜地や日当たりの良い場所から顔を出します。つぼみのうちが食べ頃で、独特の苦味と香りで食卓が楽しめます。
材料
ふきのとう…60g
みそ………大さじ2
砂糖………大さじ1
塩………………少々
みりん…………少々
作り方
①ふきのとうは、たっぷりの熱湯に塩を少々入れて茹でて、すばやく冷水に取る。
②茹でたふきのとうを1時間位水にさらして、あく抜きをする。
③②の水気を絞り、細かく刻んですり鉢でする。
④みそは、包丁の先につけて直火で焦げめがつく位に焼く。
⑤③④を合わせ、砂糖とみりんを加えてさらに良くすり合わせる。
一言アドバイス
バッケみそは、ホカホカのご飯にのせて食べるのが1番ですが、他にもいろんな食べ方があります。
○豚ばら肉とバッケのみそ炒め(豚ばら肉を炒め、バッケみそを加える。)
○バッケみそ和え(薄味に含め煮した厚揚げや凍り豆腐をバッケみそで和える。)