6月4日に食改推進員向けの研修会があり、「災害時の食事について」をテーマにパッククッキングを行いました。災害時、ライフラインが止まった時でもパッククッキングなら、袋に材料を入れて加熱するだけでおいしい栄養のある食事が作れます。今回はご飯、シーチキンカレーの作り方をご紹介します。
材料(1人分)
・ビニール袋 2枚(高密度ポリエチレン製のマチのないもの)
〈ご飯〉
・白米 1/2カップ(80g)
・水 1/2カップ(80g)
〈シーチキンカレー〉
・カレールウ 1/2片
・ツナ缶 15g
・玉ねぎ 25g
・じゃが芋 20g
・人参 15g
・水 60㎖
作り方
※下準備として、大きい鍋にたっぷりお湯を沸かしておく。
〈 ご飯の作り方 〉
1.米をポリ袋に入れ、分量外の少しの水で軽くもみ洗いし、水を捨てる。
2.水100㎖を加え、空気を抜いて袋の口を上の方で結び加熱する。
〈 シーチキンカレーの作り方 〉
3.じゃが芋、人参、玉ねぎは薄めのスライス〈いちょう切り等〉にする。
4.袋に1とツナ缶、カレールウ、水を入れ、全体をなじませ、空気を抜いて袋の口を
上の方で結ぶ。
〈 加熱の仕方 〉
5.ご飯とシーチキンカレーが入った袋を熱湯が入った鍋に中身がつかるように入れ、ふた
をする。
※加熱の際は、鍋とふたの間に菜ばしを挟んで隙間を作る。
6.沸騰するまで強火、その後はとろ火で1時間加熱して完成。
食改さんからの一言
災害時でも簡単に美味しく作れるパッククッキング。災害時にあわてないためにも、ぜひ家庭でも試作してみてください。
鮭川村食生活改善推進協議会(R元年度7月号)