今月は夏の漬物でおなじみのぺそら漬けをご紹介します。その昔、大石田町の農家が紫色の茄子漬けを作ったはずが、偶然色の抜けた味の薄い漬け物になってしまい、味が薄いことを地域の言葉で「ぺそらっとしている」と言うことから「ぺそら漬け」という名がついたというのがこの漬け物の始まりと言われています。
材料(1人分)
〈下漬け〉
・なす 2㎏
☆塩 150g
☆南蛮 20g
〈本漬け〉
・下漬けしたなす
★塩 150g
★水 5ℓ
★南蛮 20g
・みょうがの葉 5枚位
作り方
〈下漬け〉
1.なすを洗って水気を切る。
2.容器になすと☆を入れ、なすが浮く位の水を加えて、押しぶたをし、かるめの石をのせ、2~3日色抜きをする。
〈本漬け〉
3.3日位下漬けしたなすをきれいに洗いざるにあげ、水気を切る。
4.容器に3のなすを隙間なく並べて入れ、★をあわせて注ぎ入れ、みょうがの葉をのせて、押しぶたをし、軽めの重石をする。一週間位漬けて完成。
※1日1回は、よくかき回す。
※なるべく涼しいところに置く。
食改さんからの一言
夏になると皆さんも漬けるぺそら漬けを鮭川村食改の分量でご紹介しました。食べ過ぎは塩分をとりすぎてしまうので、1日に少しずつ食べましょう!
鮭川村食生活改善推進協議会(R元年度8月号)