2012年5月の「おらえんどこのんめもの」
周囲を山々に囲まれている鮭川村は、“ふる里のご馳走”ともいえる山菜の宝庫です。今年は雪解けが遅れましたが、無事に山菜の採れる時期となりました。もっとも身近な山菜である「わらび」を使った料理を紹介します。
材料
わらび…………200g (あく抜きしたもの)
みそ……………大さじ2
さんしょうの葉……3枚
○生のわらびは、生のまま一握りずつ新聞紙に包み、冷凍すると保存がききます。食べるときは、凍ったままパットに入れてあく抜きをします。
作り方
①あく抜きしたわらびを沸騰した湯に入れ柔らかくなるまで茹でる。
②①のわらびをまな板にのせて、包丁の背か、すりこ木でたたいてつぶし、包丁でわらびの繊維を切るようにさらにたたく。
③みそは香りを出すため包丁(へらでも可)の背につけて軽く焼き②のわらびと混ぜ、たたくようにして合わせる。
④好みでさんしょうなどを加える。
○塩漬けしたわらびが残っていたら、塩漬けわらびを天日で乾燥させ、2回ほどもむと保存がききます。塩漬けしたわらびは、やわらかく戻し、「わらび干し炒り」にしておいしく食べることができます。