雪解けが待ち遠しい季節…あと一カ月すれば、新鮮な山菜が食卓を賑わしますが、野菜の摂取量が極端に少なくなるこの季節は、体も野菜の栄養を欲しがっています。
野菜摂取は減塩に役立つばかりでなく生活習慣病予防にもなります。
『1日に5皿の野菜料理を食べる』を目標にしよう。
〇野菜は1日どのくらい食べたらいいの? 1皿(70g)×5皿=350g
〇野菜の働きは?・高血圧予防(野菜に含まれるカリウムは体内の余分なナトリウムを尿といっしょに排泄し血圧が上がるのを防ぎます。)
・血中コレステロールや血糖値の安定(野菜の食物繊維やミネラルは血液を健康な状態に保つ働きがあります。)
・がんを抑制(野菜に含まれるビタミンc等の栄養素の多くは活性酸素の働き抑える働きがあります。)
たっぷり野菜料理を食べる「野菜の筑前煮」をつくろう
<材料>4人分
鶏もも肉……………………………………80g
大根 …………………………………150g
人参 ………………………………………1/2本
ごぼう………………………………………1/2本
干しシイタケ / しめじ………………………2枚/40g
さやいんげん ………………………30g
ごま油………………………………………小さじ2
だし汁 …………………………150㏄
☆酒 ………………………………大さじ3
☆砂糖 ……………………………… 小さじ2
☆しょうゆ………………………………大さじ1.1/2
<作り方>
1. 鶏肉をひと口大に切る。大根、人参は乱切り、ごぼうは斜め斜め薄切りにしあく抜きし、しいたけは水で戻し半分に切り、しめじは子房に分ける。
2. 鍋にごま油を熱し、鶏肉を炒め、1の野菜ときのこを加え強火で炒める。
3. 全体に油がなじんだら、☆の調味料を加え、落し蓋をして煮込み、味がしみて材料が柔らかくなったら蓋を取り、強火で煮汁を絡める。
4. 器に盛りつけ、色よく茹でたさやいんげんを散らす。
写真.文 新道.府の宮地区食生活改善推進協議会