えのき
「ただの工場のようですが、使っている材料は全て最上産です。菌床に使うおがくずは地元の製材所から出たものですし、新鮮な米ぬかやおからも地元のもの。それに工場の脇を流れる泉田川のおかげで、秋になると昼夜の温度差で霧が立ち込めます。きのこを育てる部屋の中にもその空気を取り入れているのですが、湿度のバランスがとてもいいんですよ。鮭川できのこの生産が盛んになったのは、気候的な理由もあるのだと思いますよ」
「地元の素材を使ってよいきのこを作り、まずは地元の人に喜んでもらえればと思っているんですよ」と語る高橋さんは約九割を県内向けに出荷しています。
「鮭川のえのきの特徴はシャキシャキ感かな。一番食感が楽しめるしゃぶしゃぶで食べてみてください」とのこと。「さっとお湯に通して、おろしポン酢で食べるのがお薦め
天然エノキ
広葉樹の枯れ木に発生し、黄褐色から栗褐色