鮭川の鮎は夏から秋にかけての村人の楽しみの一つ。

7月に釣りが解禁されると、県外からも釣師たちが鮭川にやってくる。

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8月には鮎の止め作りが解禁される。あちこちに止めが作られ、網を手に川にたたずむ姿を見かけるようになる。
鮭川では「こあみ」と呼ばれる網を投げて、鮎をとる。
※「止め」とは柳などで作られた、流れをある程度堰き止める仕掛けで、朝夕を中心に、鮎がそこに集まる。

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村人は若鮎よりも身が締まっている秋の鮎を好む。
色がさびてくると(黒くなってくる)皮も固くなり、余り好まれない。
こうした、時期が進んだ「さび鮎」は、焼き干しにして、正月の出汁に利用したり、風邪薬に使った。

鮎の焼干し
鮎、特にさび鮎を炭火で焼いて藁で編んで干しておく。
正月の雑煮の出汁に使うとともに、風邪薬としても利用された
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保存
たくさん捕れた時は冷凍庫で冷凍しておく。
解凍の時は、自然解凍。急ぐときは水を交換しながら、水に浸けて行う。

動画


動画-鮭川を鮎が泳ぐ!(外部)

この素材を使った料理