鮭川村の食文化において、「鮭(ヨー)」は貴重な食材として大切に伝え残されてきました。
村の中心を流れる清流“鮭川”を遡上する「鮭」は、サーモンロードの会や漁師の方々の伝承活動と捕獲により、年間約2,000本ほどの水揚げがあります。
鮭川の「鮭」は、遡上で力を使い、身が白くなり独特の食感と風味を持つのが特徴。
「鮭(ヨー)」のおいしい食べ方には、先人の知恵と工夫があります。
郷土料理として受け継がれ今も秋の食卓を賑わしている料理もありますが、食生活の変遷により伝統料理が食卓に上る回数は少なくなり、鮭(ヨー)の料理を食べる機会のない子どもたちが増えているのが現状です。
11月29日(金) 鮭川村の「鮭」をテーマにした研修会が開催されました。
鮭川の「鮭」文化の伝承と鮭料理の掘り起こし、鮭料理の普及推進が目的です。
…郷土料理として受け継いできた味。
…子どもが喜んで食べてくれるように工夫した味。
…鮭の特徴をいかし、アレンジを加えた創作料理。
鮭川の「鮭」の特徴(脂肪が少なくパサパサしている。身が白い。)を見事にプラスに生かした料理の数々。
20点の「鮭(ヨー)」料理が集まりました。
鮭川には、こんなに素晴らしい食材があった事を再認識した研修会でした。
鮭川の「鮭(ヨー)」と「鮭料理」!
村の財産ともいえる食材と食文化、これからどう磨きをかけて行こうか‥‥‥
サーモンロードの会、ヘルスメイトの皆さん、商工会女性部の皆さんで、熱く語り合った研修会でした。
出品された料理は後日紹介いたしますので、お楽しみに!!