新しいヘルスメイト仲間入り&食改一日大学の巻 

11月20日(水)今日は待ちに待った食改一日大学の日です。
雨からみぞれ、そして雪へと変わったあいにくの空模様でしたが、私たちの心はうきうきわくわく♪

その理由は二つ(^∪^)v
一つは、本日は食生活改善推進員の養成講座を修了した方々が、新しい仲間として加わるからです。
もう一つは、講師の先生をお招きして為になる講話を聴けるからです。
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まずは養成講座の修了式。
今年は四名の方が修了されました。
新しい仲間の誕生です!
これから宜しくお願い致します(^∀^)

続いて、待ってました研修会。
講師は鶴岡市(旧櫛引町)の農家レストラン知憩軒の長南光先生です。
当日は雪の降る中、お越し頂きました。
ようこそ鮭川村へ(^∀^)

早速、長南先生のご指導を仰ぎながら調理実習に移りました。
今が旬の冬野菜でごちそうを作ります。
献立は、
☆ズイキ芋と椎茸の味噌煮
☆人参の白和えと味噌和え
☆大根とブナシメジの生姜とろみ
&芋煮(食改からのおもてなし❤牛肉入り醤油味)

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大きなズイキ芋!どれもメロン並の大きさです。
今回はくし切りで八等分に分けました。

ズイキ芋の構造も初めて知りました。
芋がら、芋、子芋…全部食べられます。
味噌煮の味噌の分量は味噌汁を作る感じで良いそうです。

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一緒に添える椎茸は傘の表に「*」のように切れ目を入れます。味がしみ込むように。
自分の分は自分で切り込み。「これ私の!」

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人参はなた切りにして、白和えと味噌和えを作ります。
白和えには塩をひとつまみ入れると甘さが引き立つそうですよ。

大根はかまぼこ型に切って、昆布だしで煮ます。

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完成♪
どれも調味料は控え目。食材の持つ味を感じる為だそうです。
白和えと味噌和えには人参の葉を大根には大根の葉をトッピングして、彩りも美しく。
それにしてもズイキ芋はど迫力ですね。

長南先生は、各ポイントで穏やかに丁寧にご指導くださいました。
有難うございました。

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いただきま~す♪
一緒に楽しく食事を頂きながら、情報交換会。

昼食後は、長南先生による講話「おもてなしの心と地域との繋がり」です。
先生曰く、「食べることは人間の本能」「生きることの最大の要素は食べること!」
食を通して生きることを見つめて来られた先生の熱い思いが伝わってくる講話でした。
「昔からその地域で食べてきたものは地域の宝」というお話しをされていましたが、私たちはあまりにも身近過ぎて、当たり前過ぎてそのことを見落としてしまっていたのではと改めて気付かされました。
鮭川村で食べられている山菜や茸なども一年で旬の時しか食べられないものです。そう考えると貴重なものですよね。
食材だけでなく、食材の食べ方についても大切なことを教えて頂きました。
子どもの為に心を込めて作ると「おふくろの味」になり、家族の為に心を込めて作ると「家庭の味」になり、そうやって慣れ親しんで来たおふくろの味や家庭の味がやがては「故郷の味」になるそうです。
忙しいからと手を抜けば、故郷の味ではなくなり、家族や故郷から心も離れていく…。子どもたちが将来故郷を離れることがあっても、故郷の味に親しんでいれば、やがて故郷の味が恋しくなり故郷に足が向くようになると穏やかながらも力強く語っておられました。
ヘルスメイトとしてはこれほど支えや励みになる言葉はありません。
とはいえ、先生は決まった食べ方だけに固執しているわけではなく、昔の食べ方はご自身が、現代の食べ方は娘さんが担当して提供されているそうです。昔を伝承しながら、現代の風も取り込んでいくしなやかさも大切なんですね。
ご自身のお店である知憩軒は、「軒下で憩いながら知識を高めていこう」という思いから命名されたとのこと。
食は食だけであるのではなく、地域の風土や人々の知恵が必ず関わって成り立つものです。
講話をお聴きして、知憩軒は食だけでなく、地域の文化や、人としての生き方の知恵や知識も学び感じられる所なのではと感じました。

先生は、味のある書や絵も嗜まれる方でした。お店の看板の文字もお手製のようです。
食を突き詰めてきたからこその奥深さと造詣の深さではないかと思います。
もっともっとお話しを聞きたかったです。
でも、ここだけで聞くのはもったいない気がしました。村の人皆に聞いてもらいたなぁ~。

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最後に皆で「はいチーズ♪」