10月2日に、平成25年度「TUNAGU(繋ぐ)パートナー事業」事業説明会と第2回リーダー研修会が山形市でおこなわれました。
その研修会において、鮭川村食生活改善推進協議会の活動について発表させていただきました。
発表の概要について紹介いたします。
鮭川村食生活改善推進協議会(食改)の活動について
①今年度の会員増について
今年の会員は83人で、昨年より4人増えました。会員増に向けて取り組んだことを紹介いたします。
☆「食改だより」の村内全戸配布。
・いきいき楽しく活動している様子を紹介しています。
☆会員みんなが活躍できる事業の組み立て。
・年代.性別での得意分野を推進活動で発揮できるようにしています。
・村内広報誌で紹介している「おらえんどごのんめもの」コーナーは月ごとの担当地区を決め全会員が参加します。
☆一度会をやめた方にも再入会を勧めています。
②男性会員の入会について
平成15年から男性が入会し、今年度は10人の男性会員がいます。(山形県内の男性会員は49人だそです。)食生活改善は女性だけだはなく、地域全体で取り組むことであり、男性.女性の線引きをしないでやらなければならないことだと実感しています。
☆男性会員の役割
・郷土料理や食にかかわる伝統行事には、男性が担ってきた部分もあります。男性会員は、山菜を採ったり、雪の中、なし団子用の水木(みずき)を切ったり、縄をなったり、鮭を捕ったりさばいたり、といった作業を担当しています。
☆男性会員が増えての変化
・食べることを女性に任せてきた歴史があります。ヘルスメイトに男性が加わったことで、「食は女の仕事」…としてきた男性の意識が変わってきているように感じます。食改で行う食講座にmyエプロン、三角巾で参加するお父さんが増えています。
・「減塩は、お父ちゃんの理解がなくてすすまない…」との意見が良く聞かれましたが、男性が関心を示してくれることで推進活動がスムーズにおこなわれています。
③ホームページについて
「伝えたい 残したいふるさとの味さけがわ」は増刷したにもかかわらず、既に残部がありません。欲しい方の希望に応えられず困っていた時に、地域おこし協力隊のメンバーが食改に入会してくれたこともあり、ホームページで「食」を伝える試みが実現しました。
☆本だけでは伝わらない、文字だけではわからないところが、動画だと確実に伝え残すことができます。鮭川の空気.土地柄.人のあたたかさも伝えていければと思っています。
☆今の食に欠けている、心を伝える料理、いただく事に感謝する心、郷土料理や旬の食材.地域の産物を大切にしてきた郷土料理を伝え、健康づくりに結びつけていきたいと思います。
☆日本全国.世界の方に見ていただいているわけですから、ホームページをとおして、鮭川村の活動に全国の方に参加してもらうことができます。 世界中の人とくじら餅づくりの教室が出来たらいいな~と思っています。
7年後は東京オリンピックが開催されます!!と、夢を膨らませています。
☆お知らせや、スタッフブログの更新は、若い会員さんがやっています。
パソコンとは縁遠かった世代の人達は、パソコン教室やろうよ!と意気込んでいます。
以上 発表原稿より